F1第3戦 オーストラリアGPのマシンアップデート情報
3年ぶりに帰ってきたオーストラリアGP。
アルバートパークサーキットはコース改修によって、以前までの低速コーナーが多いストップ&ゴーのトラックから、高速トラックともいえる姿に変わった。
前戦からスピードレンジの高いトラックが続くが、チームはどのようなアップデートを持ち込んだのか?「ショウ&テル」で明かされた情報をもとに見ていこう。
レッドブル
- フロントウイングの翼端版の前端上が丸みを帯びた形状になった。狙いはパフォーマンスを維持しつつ重量を減らすことだという。レースで使うかどうかは不確か
フェラーリ
- デイフューザーの中心部にバンプラバーを追加。ディフューザーの角度を小さくし、全体に均等に気流が流れるようにすることが目的だという
メルセデス
- 「ショウ&テル」で明かされた変更はなし。噂されたリアウイングのアップデートも延期されたようだ
アルピーヌ
- フロア外側のフェンスを大きくした
- ベンチュリトンネルの前のフェンスを調整。以上2つはフロア下の気流を改善し、ダウンフォース増加を狙っている
- リアブレーキドラムにある「フリック」の角度を調整。このエリアの気流を改善するため。レースでの使用は不確か
ハース
- ディフューザーを改善。スキッドプレートからの気流の改善が狙い
アルファタウリ
- 「ショウ&テル」で明かされた変更はなし
アルファロメオ
- 「ショウ&テル」で明かされた変更はなし
マクラーレン
- 後部の角(?)にウィングレットを追加。その部分の気流を再度調整し、近隣のウィングレットの効果を高めるため。
アストンマーティン
- ダウンフォース増加を狙ったリアウイングをプラクティスで試すようだ。レースで使われるかは不確か。
ウィリアムズ
- トラックに合わせ、ビーウィングの角度を増やした
- フロア後端のステーの素材を変更。前戦でダメージが見つかったため。
- フロントウイングのガーニーフラップを大きくした