F1第5戦マイアミGPのマシンアップデート情報(ショウ&テル) – 初開催の高速トラック
初開催のマイアミだ。
次戦にスペインGPを控えており、大幅なアップデートはその時に持ち込まれるとされている。そのため大きな変更はないが、高温・高速の特殊なトラックに適応されるためのパーツは持ち込まれている。
さっそく見ていこう。
フェラーリ
- リアウイング
マイアミのトラックに合わせ、ダウンフォースを少なくした。
また、「ショウ&テル」外だが、PUに関して、ルクレールのマシンに新たなMGU-Kが投入されたという。さらに、両マシンのICEマッピングがより攻めたものへと変更され、パワー増が見込まれる。
レッドブル
アップデートは報告されていない。
メルセデス
- フロントウイング
エンドプレートのフラップが変わっている。このエリアでのダウンフォース効率を改善した。
- リアウイング
メインプレーンが小さくなっている。トラック特性に合わせるように、ダウンフォースとともにドラッグを減らした。
ちなみに、NFTのカラーリングに隠れて、リアウイング翼端版の内側の赤色塗装が軽量化のためかこっそり剥がされている。
- ビームウィング
外形を小さくした。新しいリアウイングに合わせたもので、こちらも高速コースに合わせることが目的。
![](https://i0.wp.com/f1nippon.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7984.jpg?resize=710%2C502&ssl=1)
マクラーレン
- フロントサスペンション
信頼性向上を狙って、アームを修正した。ブレーキラインとテザーのために変更しただけで、空力的な効果はほとんどない。
![](https://i0.wp.com/f1nippon.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7989.jpg?resize=750%2C422&ssl=1)
- フロア
フロアにステーを追加した。ポーパシング対策。
アルファロメオ
- 冷却用のルーバー
ルーバーの構成を変更した。高温が予想されるマイアミへの対策。
アルピーヌ
- フリック
リアブレーキの後ろにある「フリック」。このパーツの角度を大きくし、エンドプレートを延長した。マシンリアのダウンフォースが増加し、気流もより理想的になる。
![](https://i0.wp.com/f1nippon.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_7904.jpg?resize=439%2C439&ssl=1)
また、ショウ&テル外だが、リアウイングの翼端版も新たなものになっている。
![](https://i0.wp.com/f1nippon.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_8011.jpg?resize=495%2C417&ssl=1)
アルファタウリ
アップデートは報告されていない。
ハース
- リアウイング
いつも使っているリアウイングをただカットしたものを、選択肢として用意した。予算制限に対応しながら、ロードラッグなものを作り出せた。
アストンマーティン
アップデートは報告されていない。
リアウイングは、サウジアラビアGPで登場したローダウンフォース仕様に変更されている。
ウィリアムズ
- 冷却用のルーバー
ルーバーの数を増やした。冷却風を増やし、マイアミに合わせて冷却を改善した。