(簡易版)F1第8戦アゼルバイジャンGPのマシンアップデート情報(ショウ&テル)
レッドブル
- フロア
フロアフェンスのフィレット半径(フロアフェンス付近の落ち込み度)をなだらかにした。フロアの働きを向上させるため。
また、上記変更に合わせてフロア端にも変更が加えられている。
- フロアステー
フロア上にステーが追加した。
- フロントブレーキ
フロントブレーキの冷却ダクトを追加した。モナコで導入したものにさらなる改良を加えた。
フェラーリ
- リアウィング
ローダウンフォース仕様のリアウィング。マイアミGPで持ち込んだが使用しなかったもの。
- サイドミラー
サイドミラーの、特に支柱とシャシーへの取り付け部分を変更した。このグランプリに特化したものではない。気流の状態を改善する効果がある。
メルセデス
- フロントウィング
中間のフラップを小さく、そして角度を小さくした。金曜プラクティスでリアウィングとのバランスを量ったうえで、最終的に使用するかどうかが決定される。
- サイドミラーステー
ミラーステーを下方向へ拡張した。(この変更の目的は記載されていない)
- リアウィング
リアウィングを小さくした。トラックに合わせ、ドラッグを減らすため。
マクラーレン
- フロントウィング
(以下原文ママ)バランスフラップを減らした。下側のバランスフラップは、ローダウンフォース仕様のリアウィングに対して適したバランスがとれるように導入された。
- リアウィング
ローダウンフォース仕様のリアウィング。
- エンジンカバー
エンジンカバー上での冷却性能を低下させた。引き換えにエアロダイナミクスの点でプラスになっている。
アルファロメオ
- フロントウィング
2種類の最上部のフラップを用意した。トラックに合わせたローダウンフォース仕様。
- リアウィング
以前から改善されたローダウンフォース仕様のリアウィング。中間ドラッグパッケージ用にデザインされている。
アルピーヌ
- フロントウィング
フラップをより小さなものに変更した。ローダウンフォース仕様(以下同)。
- リアウィング
外径が小さくなっている。
- ビームウィング
2枚のビームウィングの配置を変更した。
- サイドポッド
サイドポッドのインレットの位置が以前より前方に移動した。ドラッグ減少の効果があるとともに、フロントタイヤからくる乱流の影響を少し受けにくくなる。
アルファタウリ
- フロントウィング
フロントウィングの後部のパーツ(おそらく一番高い位置にあるフラップ)の外径と角度を小さくした。ローダウンフォース仕様。
- ビームウィング
ビームウィングの両方のフラップの形状を変更した。ビームウィング単体ではダウンフォースが増えるが、ドラッグは減っている。
ハース、アストンマーティン、ウィリアムズはアップデートを報告していない。