規則変更なんのその?「RB18はすでに前年のマシンを上回った」

規則変更なんのその?「RB18はすでに前年のマシンを上回った」

参考:GP BLOG(Red Bull the car to beat in 2022? ‘RB18 already faster than previous car’ (gpblog.com)

知っての通り、F1は2022年のシーズンを迎えるにあたって、主にエアロに関する大きなレギュレーション変更を行った。

狙いはマシン同士の接近戦がしやすくすることだ。マシンが乱流を起こし、周囲のマシンのパフォーマンスを削ぐことを目標に、グランドエフェクトの多様、エアロの簡素化をした。

結果として、2022年のマシンはラップタイムが5秒ほど遅くなるとみられていた。

ところが、スペインのメディア、Marcaが伝えるところによると、レッドブルのニューマシンはすでにシミュレーター上で、前年マシンのタイムを上回ったという。鬼才エイドリアン・ニューウェイ擁する開発チームは、FIAの予想を上回る開発力を持っているようだ。

さらにこのメディアは、レッドブルが伝統の「ハイレーキコンセプト」を使わず、フロアをフラットな形状にした、そして、フロア全体で全ダウンフォース量の75~85%を得ているという情報を手に入れたという。

他のチームがどのような状況かは不明だが、レッドブルはレギュレーション作成チームの想定を超えてきたということだ。

ホンダエンジンを積むマシンは、新時代でも先頭を走るのかもしれない。