メルセデスを去るボッタスへ、最終戦に小さなサプライズがあった
バルテリ・ボッタスは、今シーズンでチームを移籍するドライバーの一人だ。5年間在籍したトップチームであるメルセデスを去ることとなっている。
5年もずっと単年契約が続き、さらにチームメイトがルイス・ハミルトンと、ボッタスのキャリアの中でも特に厳しかった時期であろう。しかしその中で、追加の5年連続コンストラクターズチャンピオンシップなど、彼がチームにした貢献は計り知れない。
そのボッタスに、レース後、チームから小さなサプライズがあった。
~チーム無線~
メルセデス「我々はコンストラクターズタイトルを獲得した。今まで本当にありがとう。チームを代表して感謝する。」
「よし、”START 1″、そして”Chassis-Default 77”のモードにしてくれ。」

レース後、いつものようにマシンを保護する状態にするための指示がされた。”START 1、そして”Chassis-Default 77”、彼のカーナンバーである「77」が冠されたモードだった。
「KIITOS VALTTERI」
彼の母国語のフィンランド語で「ありがとう バルテリ」と表示されたのだ。
この5年間、最強マシンに乗りながら、チャンピオンは達成不可能ともいえるハミルトンという壁がずっとそこにあった。勝利すらままならないほどの壁だった。
それでも彼は戦い続け、常にポイントを獲得し続け、最終年でさえコンストラクターズチャンピオンの座は失わなかった。
そんなボッタスに、チームからのささやかな感謝の意が贈られた、それも母国語だった。
なんと感情的な瞬間だっただろうか。